MediaWikiのデフォルトのデザイン (Vectorスキン) のカスタマイズはCSSファイルを編集するのではなく MediaWiki の MediaWiki:Common.css とMediaWiki:Vector.css のページに追加のCSS記述を行う。
MediaWiki:Common.css と MediaWiki:Vector.css の使い分けははっきりしないが、スキンに依存するような修正は MediaWiki:Vector.css で行うのがよいのだろう。
Firefox の開発ツールを使うと、指定した要素にどんなCSSがどんなルールで適用されているのかがわかるのでそれを見ながら作業する。
MediaWiki:Common.css ではこんな感じ。デフォルトで h1, h2 要素が明朝体になってるのでゴシックに変更。
.mw-body h1, .mw-body h2 { font-family: sans-serif; }
.mw-body-content { font-size: inherit; }
MediaWiki:Vecor.css では左サイドバーの幅をちょっと大きめにして、本文フォントサイズをちょっと大きめに。
div#mw-panel { width: 14em; }
div#footer, #mw-head-base, div#content { margin-left: 14em; }
#left-navigation { margin-left: 14em; }
div#mw-panel div.portal h3 { font-size: inherit; }
div#mw-panel div.portal div.body ul li { font-size: 95%; }
で、これだけだとログインページヘは反映されない。安全のため、ログインページなどはデフォルトでカスタマイズCSSが反映されないようになってるとのこと。
変なCSSを注入されるおそれがない場合には LocalSettings.php で $wgAllowSiteCSSOnRestrictedPages を true に設定すると反映される。
$wgAllowSiteCSSOnRestrictedPages = true;
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