2015年5月8日金曜日

CentOSを使ってみた

ちょっと用事があって、さくらVPSを使ってみた。これについてはいずれ書くかもしれないけど、今回はさくらVPSの標準OSであるCentOS6を使ってみた話。

UNIX系OSとしてはこれまでNetBSDメインで使っている。以前はFreeBSDが主だったし今でもFreeBSDは使う機会もあるのだが、何が言いたいかというとBSD系だってことだ。

BSD系に愛着はあるんだけれども、世間的にはLinux系の方がメジャーなのだろうし、さくらVPSの標準OSがLinux系のCentOSだってんならそれを使おうじゃないか。標準ならインストール済みだしドライバとかでハマることもないんだろう。

世間のみんなが使ってるんだし最新のアプリがコマンド一発ポンでサクッと使えるようになってるはず。pkgsrcやportsのリポジトリを眺めながら早く最新に対応してくれないかなーって思ったり、そもそも提供されてなくて野良ビルドに苦労したりなんてことも当然ないよね?

で、ログインしたわけだ。

CentOS6ではアプリケーションはyumとかいうコマンドで管理するらしい。

うん、yum見たことある。昔サーバにLinuxインストールした時に使ったやつだ。その時のサーバはアンインストールしちゃったけどな。

で、apache とかインストールしたあと、yum list mysql php とかやったわけよ。

$ sudo yum list php mysql
読み込んだプラグイン:fastestmirror, security
Loading mirror speeds from cached hostfile
 * base: ftp.tsukuba.wide.ad.jp
 * epel: ftp.kddilabs.jp
 * extras: ftp.tsukuba.wide.ad.jp
 * updates: ftp.tsukuba.wide.ad.jp
利用可能なパッケージ
mysql.x86_64                       5.1.73-3.el6_5                        base
php.x86_64                         5.3.3-40.el6_6                        updates
$

…古くね?

で、調べてみると、yumの追加のリポジトリを 別のところから持ってこないといけないらしい。

なんだよ追加のリポジトリって。公式で一元管理されてないのか最低だな。なんだよiusって。

で、しかたないからiusリポジトリっていうのを入れたのよ。

ius に入っている mysql が mysql56u って名前なのはまだいい(56uのuってなんだよというのはこの際おいとく)。mysql56u入れようとしたら最初から入ってるmysql-libsと干渉して入んないじゃねえか(参考: http://d.hatena.ne.jp/R-H/20120505/1336187294)。

  1. MySQL の本家ページ(http://dev.mysql.com/downloads/repo/yum/)から yum のリポジトリCetOS6用をダウンロードする。これを書いてる時点の最新は mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm だった。
  2. ダウンロードしたリポジトリをインストールする。
    yum install mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm
  3. 古い mysql との互換ライブラリが mysql-community-libs という名前であるのでインストールすると古い mysql-libs が mysql-community-libs に置き換えられる。
  4. あとは mysql-community-server をインストールすると干渉することなく mysql 5.6 がインストールされる。
標準OSだからCentOS6で作業したけど、CentOS7とかだったら状況はマシだったんだろうか。

こんなだったらFreeBSDとかのほうがマシだったかな?


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